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人は植物などの芳香を洋の東西を問わず、儀礼や治療そして祭祀や美容などに用いてきました。有名な例としてはエジプトでのミイラ作りに乳香(フランキンセンス)や投薬(ミルラ)など防腐効果のある植物由来の香料を用いました。各地域でこの芳香植物の利用は独自に発展していき、人間の健康を近代医学が発達する前から担ってきました。民間療法や伝統療法として今でも受け継がれています。中世ヨーロッパでは修道院の仕事として芳香植物の栽培と利用がされていました。植物成分をあうコールや水、植物油に浸出して用いていました。一方、アラビア医学が発達しているイスラム圏では、イブ・シーナーは医学にも用いることができるように蒸留による精油の製法を確立しアロマテラピーの原型であるとも考えられています。アラビア医学は西欧のほうにも十字軍の遠征などを機に少しずつ伝わっていきました。ルネッサンスの自害には香水が大流行し、精油の生産量も増えていきました。合成香料が19世紀に出現してきて、有効成分だけを植物から抽出し、薬剤としても用いるようになりました。